母親が亡くなったことがきっかけで、Uber配達員に | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
HOME   »   日記  »  母親が亡くなったことがきっかけで、Uber配達員に

問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

大学を卒業してから10年間くらいひきこもっていた私が、2022年からUber Eats配達員として働き始めました。なんのきっかけもなく、社会経験のない私がUber Eats配達パートナーとして働こうと決意できたわけではありません。きっかけは、母親の死去です。

母親が亡くなったのが昨年の冬で、その1年後にUber Eats配達員としてデビューしました。配達員の仕事に目をつけたのは昨年の夏頃だったと思います。これまでアンケートサイトやその他アンケートへの回答、ポイントサイト、アフィリエイトなどで稼いでいたので、決して無収入ではありませんでした。しかし、当然それらだけでは生きていけるはずもありません。

私は幼少期からの場面緘黙症状のためか、コミュニケーション能力が低く、面接には拒否反応を示していました。ところが、Uber Eats配達員としてのお仕事を始めるのに面接を受ける必要はありません。この点が魅力的で、Uber Eats配達員になれるかな?と考え始めたのが昨年の夏頃でした。夏頃からちょくちょくフードデリバリーのお仕事に関するブログ記事を読んだり、YouTube動画を視聴したりして、勉強していきました。実際に、身分証明書として使うマイナンバーカードの取得のために行動に移したのが昨年の秋頃です。

10年間も引きこもっていた元場面緘黙症(自己診断)の人が、面接がないとはいえいきなり、お仕事に挑戦するのは勇気がいりました。母親の死去をきっかけに、勇気を振り絞って、Uber Eats配達員としてデビューしたというわけです。それ以外にも、母親の死をきっかけにますます強まった、父親による宗教の強要(宗教的虐待?)による精神的苦痛から逃れたいという思いもありますが。。。

*母親の死をきっかけに父親が信仰心に目覚めたわけではありません。我が家は昔からキリスト教系の信仰家庭です。ただし、信仰者は両親だけで、私を含めた子供には信仰心がいっさいありません。しかし、親から宗教を強要され、精神的苦痛を受ける日々です。

スポンサードリンク

Comment
208
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

209
お返事、遅れて申し訳ありません
お返事、大変遅れまして申し訳ありません。

大学では心理学を専攻しておりました。特に神経心理学分野で、脳と心の関係を専門に学んでおりました。

参考になりますと幸いです。

スポンサードリンク

Trackback
Comment form
カテゴリ
ランキング
Twitter
スマートフォンサイト
Amazon書籍
場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

リンクについて
このサイトはリンクフリーです。リンクの取り外しはご自由になさって下さい。個別ページのSNSでの共有やブログ、サイトへのリンクも自由です。
プライバシーポリシー
当ブログはGoogle Adsense広告を掲載しています。Google Adsenseでは広告の適切な配信のためにcookie(クッキー)を使用しています。ユーザーはcookieを無効にすることができます。

なお、Google Adsenseで上げた収益は将来のホームレス生活を見越し、すべて貯金にまわしています。
免責事項
ブログ記事の内容には万全の注意を払っていますが、管理人はその内容の正確さについて責任を負うものではありません。

PAGE TOP