「問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。
2017.11.06
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(摘要)だけを読んだ、社交不安(障害)に関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが最新の研究成果です。
なぜ、社交不安(症/障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社交不安が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害)を併存していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、ケタミンの抗不安作用に即効性があるという研究です。
なお、社交不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒誇大自己愛が強いとFacebook中毒が重篤になるメカニズム
最近の記事2⇒Q&Aサイトでのネガティブな告白は罪悪感から解放されるため
なぜ、社交不安(症/障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社交不安が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害)を併存していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、ケタミンの抗不安作用に即効性があるという研究です。
なお、社交不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒誇大自己愛が強いとFacebook中毒が重篤になるメカニズム
最近の記事2⇒Q&Aサイトでのネガティブな告白は罪悪感から解放されるため
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2016.09.19
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(摘要)だけを読んだ、社交不安(障害)に関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが最新の研究成果です。
なぜ、社交不安(障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社交不安が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害,社交不安症)を併発していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、社会的ストレッサーを受けた後に社交不安障害者が感じやすい離人感が認知療法の後で低下するという研究です。特に治療反応性が高かった者で離人感の低下が著しかったようです。
なお、社交不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒Twitterで情報過多だと友達ではなく、見るツイートを減らす
最近の記事2⇒Googleで去年の西暦の検索が多い地域は自殺率が高い
↑記事1は東京経済大学の佐々木裕一准教授と北村智准教授、東京大学の河井大介助教による共著論文です。このお三方は誠信書房から『ツイッターの心理学:情報環境と利用者行動』という本を出版されておられます。
記事2は去年に起こった出来事の検索のことではなく、「去年の西暦」、すなわち、「去年の年」の検索のことです。注意してください。
なぜ、社交不安(障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社交不安が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害,社交不安症)を併発していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、社会的ストレッサーを受けた後に社交不安障害者が感じやすい離人感が認知療法の後で低下するという研究です。特に治療反応性が高かった者で離人感の低下が著しかったようです。
なお、社交不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒Twitterで情報過多だと友達ではなく、見るツイートを減らす
最近の記事2⇒Googleで去年の西暦の検索が多い地域は自殺率が高い
↑記事1は東京経済大学の佐々木裕一准教授と北村智准教授、東京大学の河井大介助教による共著論文です。このお三方は誠信書房から『ツイッターの心理学:情報環境と利用者行動』という本を出版されておられます。
記事2は去年に起こった出来事の検索のことではなく、「去年の西暦」、すなわち、「去年の年」の検索のことです。注意してください。
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2016.06.19
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(要旨)、研究方法、研究結果だけを読んだ、社会不安(障害)に関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが最新の研究成果です。
なぜ、社会不安(障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社会不安が高いか、もしくは社会不安障害(社交不安障害,社交不安症)を併発していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、ロッククライミングを週3回、2か月間実施した後に社交不安が低下し、これに男女差は検出されないという研究です。
なお、社会不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事⇒人は心臓の拍動音が自分のものかどうか認識できる
↑たとえ自分とほぼ同じ心拍数の人の心臓音でも、心音の自他識別ができるそうです。しかも、弁別判断がどの程度正確か分からなくても(メタ認知が低くても)、心音の自他識別ができるという結果も得られています。
なぜ、社会不安(障害)なのかというと、場面緘黙症児(選択性緘黙症児)は社会不安が高いか、もしくは社会不安障害(社交不安障害,社交不安症)を併発していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になっています。
今回は、ロッククライミングを週3回、2か月間実施した後に社交不安が低下し、これに男女差は検出されないという研究です。
なお、社会不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事⇒人は心臓の拍動音が自分のものかどうか認識できる
↑たとえ自分とほぼ同じ心拍数の人の心臓音でも、心音の自他識別ができるそうです。しかも、弁別判断がどの程度正確か分からなくても(メタ認知が低くても)、心音の自他識別ができるという結果も得られています。
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