「問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。
2021.10.07
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、論文アブストラクト(抄録)だけ読んだ不安(障害)・恐怖に関する興味深い論文を取り上げます。
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、マインドフルネス瞑想では一時的にせよ不安が高まりやすいという内容の論文です。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』も設立したので、時間があればのぞいてやってください(参考記事⇒新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』開設のお知らせ)。
最近の記事1⇒身体的痛みでも心理的痛みでも衝動的になりやすくなる
最近の記事2⇒COVID-19経験者の顔を見る際は口に注目しがち
最近の記事3⇒人間関係崩壊後のソーシャルメディア使用パターンと情動的苦痛
最近の記事4⇒権威主義的価値観に暴露されると、生きがいが高まる
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、マインドフルネス瞑想では一時的にせよ不安が高まりやすいという内容の論文です。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』も設立したので、時間があればのぞいてやってください(参考記事⇒新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』開設のお知らせ)。
最近の記事1⇒身体的痛みでも心理的痛みでも衝動的になりやすくなる
最近の記事2⇒COVID-19経験者の顔を見る際は口に注目しがち
最近の記事3⇒人間関係崩壊後のソーシャルメディア使用パターンと情動的苦痛
最近の記事4⇒権威主義的価値観に暴露されると、生きがいが高まる
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2021.08.31
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、論文アブストラクト(抄録)だけ読んだ不安(障害)・恐怖に関する興味深い論文を取り上げます。
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、不安症に傷跡なんてないという内容の論文です。ここでいう傷跡とはいわゆる後遺症と似ているかもしれません。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』も設立したので、時間があればのぞいてやってください(参考記事⇒新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』開設のお知らせ)。
最近の記事1⇒身体的魅力が高い人は進化心理学を支持する傾向が強い
最近の記事2⇒アルバート坊やの実験は恐怖条件づけのエビデンスとしては弱い
最近の記事3⇒ソーシャルサポート授受のバランスが良いと全死因死亡リスクが低い
最近の記事4⇒ストレッサー経験が翌日の職場を予測する
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、不安症に傷跡なんてないという内容の論文です。ここでいう傷跡とはいわゆる後遺症と似ているかもしれません。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』も設立したので、時間があればのぞいてやってください(参考記事⇒新ブログ『心理学・脳科学・動物行動学アブストラクト』開設のお知らせ)。
最近の記事1⇒身体的魅力が高い人は進化心理学を支持する傾向が強い
最近の記事2⇒アルバート坊やの実験は恐怖条件づけのエビデンスとしては弱い
最近の記事3⇒ソーシャルサポート授受のバランスが良いと全死因死亡リスクが低い
最近の記事4⇒ストレッサー経験が翌日の職場を予測する
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2021.06.10
興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、論文アブストラクト(抄録)だけ読んだ不安(障害)・恐怖に関する興味深い論文を取り上げます。
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、怖い飲食物を摂取すると恐怖が低下するという内容の論文です。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒あそこがギンギンだと、就職採用されにくくなる
最近の記事2⇒Psychological Science掲載論文は理論に基づいた研究になっていない
最近の記事3⇒飲酒は物理的距離(社会的距離)を縮める
最近の記事4⇒子育ては研究者の論文出版の負担となるか?
↑「飲酒は物理的距離(社会的距離)を縮める」という研究は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延防止とも関連のある、社会政策上も重要な研究となっています。
Du, J., Zheng, Q., Hui, M. K., & Fan, X. (2019). Can fear be eaten? The emotional outcomes of consuming frightening foods or drinks. Psychology & Marketing, 36(11), 1027-1038. doi: 10.1002/mar.21253
なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害(不安症)を併存していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害になりました。
今回は、怖い飲食物を摂取すると恐怖が低下するという内容の論文です。
なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。
最近の記事1⇒あそこがギンギンだと、就職採用されにくくなる
最近の記事2⇒Psychological Science掲載論文は理論に基づいた研究になっていない
最近の記事3⇒飲酒は物理的距離(社会的距離)を縮める
最近の記事4⇒子育ては研究者の論文出版の負担となるか?
↑「飲酒は物理的距離(社会的距離)を縮める」という研究は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延防止とも関連のある、社会政策上も重要な研究となっています。
Du, J., Zheng, Q., Hui, M. K., & Fan, X. (2019). Can fear be eaten? The emotional outcomes of consuming frightening foods or drinks. Psychology & Marketing, 36(11), 1027-1038. doi: 10.1002/mar.21253
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